おはようございます。
100冊借りるつもりで行った図書館が閉まっていて、ショックが大きいヒミツキチ森学園のあおです。今日行こうかな。。。
さて、個人面談の時期になりました。内容についてまとめておこうと思います。
「個人面談、どんなこと話しますか?」
と同僚に聞かれることも多かったです。
若い先生は、何話せばいいんだろう?って思いますよね。
また、保護者にとっては、「どんなことを話すんだろう。話せばいいんだろう?」って気になるところですよね。
あお
今回は先生の立場から、個人面談の内容やポイントをご紹介したいと思います。
家庭訪問についてはこちらをどうぞ!
今日の概要はこちら!
目次
個人面談、いつ面談するかの順番が大切
保護者の方はこの順番も気になるかもしれません。
先生にとっても、個人面談の順番はすごく大切です。
ボクは遅れることがないような配慮だけはしていました。
一番最後が大変な子の面談…など、いろんな噂があると思いますが、まずは保護者から来た面談希望日に沿って順番を組んでいますので、そんなこともないのです。
ただ、話すことが多かったり、聞くことが多かったり、長くなりそうな場合は、後ろに1マス空けるようにはしていました。
また、その日の最後は、顔見知りの保護者で終えるようにしたりなど、割とボク自身のバイオリズムみたいなものも考えつつ入れていました。
あお
最初だから問題なし、最後だから大変などと言う簡単なことではありません。
面談時間の中間地点には1コマ、バッファを入れておいたり、遅れることがないことに配慮していました。
どの方ともたっぷり話せる、聞けることが、何よりも大事です。
個人面談は、何を話すかではなく、どう聴くかが大切
まずは聴くことがベースです。
基本はオープンクエスチョンです。
オープンクエスチョンについてはこちら!
相手の話すことを引き出しながら進めていきます。こちらが1を話したら、2を聴くぐらいがちょうど良いと思います。
- そのことについてどうですか?
- ご家庭ではどうですか?
- お家の方も、気になるところはありますか?
そんな言葉をよく使います。話を聴くことも、話すことも両方大切。
でも伝えたいという想いで、一方的に話すのはよくないです。お互いにバランスよく対話しながら、有意義な時間にしたいですね。
というのも、話すことで考えがまとまることってあるじゃないですか。
保護者の方にもボク自身にもお互いに話す機会があり、その中から気づきやアイディアが生まれてくると、そのあと子どもたちのために具体的な行動につながっていくと思うんです。
この辺りはコーチングの技術ですな!
まーくん
個人面談の「焦点」は最初に聞いておこう!順番が大切
保護者からの質問がある場合は、最初に言ってもらうようにしましょう。
ボクは口癖のように…
あお
しっかり時間は取りますが、まず〇〇さんの方から話題にあげたいことってありますか?
と聞くようにしていました。
保護者の方に質問や話題にあげたいことがある場合は、最初に言ってもらうようにしていたのです。
この一言って今思い返しても大きいなぁと思うんです。
どうしても挙げたい話題、質問したい内容、もしくはそれを越えたモヤモヤした感情を持って、面談にきている保護者の方もいます。
その想いが強ければ、最初に話題に出したいですもんね。
先生としても、思いの強さがわかるもんね。確かにいい!
まーくん
「勉強のことなんですけど…」
「息子がこう言ってまして…」
「ある方から伺ったんですが…」
中にはボクの知らなかったことを挙げてくれる方も多くて、大変参考になりました。
個人面談で伝える内容は日々の振り返りから具体的に
面談前になって、話すことを準備するのではなくて、日々の振り返りをいかにしているかが、充実した面談につながると思っています。
日々の振り返りをどうつなげていくかは、ボクはこのようにしています。
【注意点!】
もちろん、Twitterやブログの内容は、個人情報に配慮したものになっています。振り返りからふと浮かんだものをツイートすることもありますね。
これをみるとわかると思うんですが、毎日の振り返りがベースになっています。
ボクは焦点化されたエピソード記述と、児童の記録との両輪で振り返りをとっています。
エピソード記述についてはこちら!
振り返りが、通知表だったり、面談だったり、ブログだったり、いろいろなもののタネになっています。どんなに忙しくても、1日15分ほどの振り返りをとること…これは難しいけれどやりくりで可能になります。
コツは授業が終わったら少しの時間で振り返りをすること。
毎日の予定シートの裏には、座席表と名簿が印刷されていますので、そこにメモするようにしています。
あとはそうやってたまったメモから検索するだけ。
保護者に向けて話すことがしっかりと準備することができます。
あお
今のヒミツキチ森学園でも、授業が終わったら、メモを取る習慣は続けています。
今の自分はこのような形ですね。
こうやって色々なところとのインプット・アウトプットのつながりがあるので、どこか1つを滞らせられないというのはあります。
あお
「つないでおくこと」が習慣化することにつながります。
具体物、動画を用いて、詳細なエピソードを伝える
抽象的なものだけではなく、しっかりと具体物を見せて話すことも大事です。
- 児童の振り返りカード
- 成果物
- 成績の資料
- テスト
- 撮りためた動画
こういったものを見せながら話していきます。
動画では、クラスの様子はもちろん、体育の鉄棒の発表など、個人的なものも記録をしておきます。ipadで学校での様子を動画で見られるのは、保護者も嬉しいとよく言ってくださいます。
具体物があると、話題にあげたことが伝わりやすくなるね。
まーくん
あお
抽象的な話に終始しないように、具体を持って見せていました。
実際の姿で、成長を共に感じられるって嬉しいですよね。
個人面談で、想いがシンクロする
この感覚はボク特有のものかもしれません。
想いが重なったとき、共感できた時に、涙が出そうになるんです。
あお
そう言うことってありませんか??
ボクは子どもとそういう感覚になった時にも、涙が出そうになります。
小手先だけにならないように、想いが重なるところをボクは大切にしていきたいんです。
しょっちゅう、泣きそうになってたよね?
まーくん
あお
うるさいわ!
人と人とのつながりが、この職業のステキなところ。それを忘れないようにしたいなぁ。
2023年現在も同じように想いが重なるところでいつも泣きそうになります。
ボクの根っこには誰かとつながっていたい、想いを一緒に持ちたいという気持ちがあるんでしょうね。それは過去の経験なのか、自分自身がやりたいことなのか…
そんな、「自分」を大事にしながら、面談にも臨みたいです。
いかがでしたか?
あなたが大事にしたいことを持って、面談に臨んでくださいね。
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あお
それでは今日も良い一日を!
保護者との行事はこちらを!