おはようございます。
誕生日会の催しで、無理な姿勢のかくれんぼに15分間耐え、背中を痛めたヒミツキチ森学園のあおです。大人のガチかくれんぼは、子どもたちも楽しそう。
さて、今日は「小学生のための思考ツール」について考えたいと思います。
名付けて…
まーくん
あお
まだついていないんだよ。。。
今日はまだまだ未完成ではありますが、子どもたちに教えたい「思考ツール」としていったん公開したいと思います。
いずれシステム思考と合わせて、体系化を狙っていきます!
- 自分も子どもも使う考え方で軸になるものを探している!
- 毎年子どもたちに語ることに一貫性を持たせたい!
- あおの頭の中を知りたい(#ニーズ低そう)
目次
新しい思考ツールが生まれた背景
ここに至ったのは、オリジナルではなく、大日向小学校校長の桑原先生が、以前ブログで挙げていたものです。
学校見学に伺った際にも、質問させていただきました。
これを見たときに思ったことは、体験学習サイクルよりもしっくりくるなぁ!でした。
どうして、この思考ツールが体験学習サイクルよりもしっくりくるんだろうと考えてみると、ボクが大事にしてきたことに近いんですね。
思考を変えることで、行動が変わることは、ダニエルキムさんの理論でわかっています。
あお
さて、どのようなツールになったか、ここから話していきますよ!
新しい思考ツールの全体像
考えることって大切ですよね。ボクもこれから考えていきたいために、不完全なこちらをいったん出しておきたいと思います。
これが全体像になります。
あお
ノートの走り書きですみません。
大切なのはこの部分!
ボクらは、情報(文字、音声、友達の様子など様々なもの)を五感を使ってインプットしています。
頭の中に入ってきた情報は、考えて、判断して、選択することができます。
そしてそれらからアウトプットの行動が生まれます。(何もしないことも行動に含まれます。)
体験学習サイクルは、どちらかというと大人が持っていたい考え方ですが、こちらの思考デザインは、子どもにもわかりやすいシンプルな形での考え方とも言えます。
振り返りを軸にして考えてきたサイクルに比べて、シンプル。振り返りも一部分として捉えています。
シンプルさって子どもに伝えるときには大事なことだね。
まーくん
あお
この部分間違うと、子どもに全然伝わらないもんね。[
さて、次にこの思考デザインをどう活かしていくかを考えます。
具体的な場面で、思考ツールを考える
自分が大事にしてきたこととの親和性が高いって話を先ほどしました。
それをもとにどう活かしていくかを考えたいと思います。
認知をもたらすもの
情報をインプットして、考えるまでの間にある空間が「認知」です。
実は子どもたちはそのままの情報を受け取っているのではなく、人は誰でもその前にフィルターをかけて物事を見ています。
フィルターじゃわかりにくいため、子どもたちに説明するときには「メガネ」にすることが多いです。この認知メガネは、人によってはいくつもを掛け替えて使いますし、1つ1つのメガネが度の強さが違うってこともあります。
大切なのは、メガネをかけていることに気づくこと。
- 人と自分では、かけているメガネが異なる場合がほとんど。
- 自分のかけているメガネが全てではない。
- 状況に合わせて自分のメガネを掛け替えることができる。
「認知メガネ」に気づくってことの大切さは、子どもたちと体験を振り返りながら考えていくことが大事です。
また、
自分の頭で考えた後に、行動までの間に空間があります。
あお
この間をなんと呼ぶか…誰か教えてください。
行動までの空間に間を持つことは大切なことです。じゃないと刺激、即、行動ですよね。
一旦置く間をもつことは、人間以外の他の動物には絶対にできないこと。
メガネに気づき、行動までの間を持つこと…大人も子どももここに気付いていない人が多いんです。
振り返りは思考ツールのこの部分
「振り返り」は大切とはよく言われます。では、なぜ大切なのでしょうか。
ボクは入ってくる情報に対して、捉えを変えたり、行動が起こるように思考を変化させるたりするのが「振り返り」だと思っています。
そういった面で、インプットからアウトプットまでの自分の思考を振り返ることが大事になってきます。
鍵は自分自身で完結しないこと。
他者の行動や、他者の視点が入るように振り返っていくことが大事です。
チャレンジゾーンに入る!
心理学の領域になるようですが、コンフォートゾーンの話もよくします。
子どもたちにわかるように、内側から安心ゾーン、チャレンジゾーン、パニックゾーンとしています。
誰にでもこの3つの領域があって、自分が一番伸びるのは、片足を安心ゾーンに置きながら、一歩チャレンジゾーンに出たときだよ!と話をしています。
そしてボクの経験知ですが、安心ゾーンにいすぎると、だんだんそのゾーンは狭くなっていくってことも伝えています。
あお
一歩チャレンジゾーンにで続けること、チャレンジし続けることは安心ゾーンを広げることにもなるんだよって。これが一番伝えているメッセージですね。
また、3つのゾーンの大きさは目の前で起こってることによっても変わるし、一人ひとり違うことも伝えます。
「君はこのゾーンは狭いんだね、ボクは安心ゾーンの中でできるからやってみるよ。」
という心配りから、共創が生まれる可能性も。
「自分とおんなじ人なんていないんだよ」現実とこの理論との橋渡しをしながら、少しずつ少しずつ、挑戦する風土がクラスに染み込みます。
プロジェクトアドベンチャーでこの思考ツールが変化!
このデザインに丸ごと変化を生む擬似体験としてプロジェクトアドベンチャーがあるなぁって思っていて、だからこそ大事にしているんですね。
体験自体が大きいので、この思考デザインを使うことができる。そして擬似体験であって実際の利害がないため、思い切って思考デザイン中心を意識して自分の行動を捉えることもできるんですね。
PAに惹かれるのは、奥が深いから、楽しいからじゃなくて、自分が大事にしている思考デザイン全体を変化させる可能性があるから!です。
サークル対話はこの領域!
サークル対話については、インプットの部分に緩やかな変化を生むものだと思っています。
感情を分かち合ったり、考えていることを共有することで、少しずつインプットの仕方が変わってきたり、擦りあってきたりするんじゃないかなぁと。
こう考えると、どうしてあお先生が今までの実践をやってきたかがわかるね。
まーくん
あお
この思考デザインに沿ったものに力を入れてきたし、今も続いてるのは理由があったんだと実感しました。
子どもへの説明版はこちら!
ここについては準備中です。シンプルにした形で掲示したいと思っています。
coming soon!!
まーくん
あお
誰か図化してくれないかな。。。。
まとめ 思考ツールでクラス作りを考える
シンプルなツールこそ、子どもたちに変化が生まれます。
未完成なものも載せてみてもいいと思う。
まーくん
あお
色々と意見をいただけるかもしれないもんね。
ということで、このツールに関して意見をいただけると嬉しいです。
本日、zoomによるオンラインで登壇します!13時からです!
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