組織の成功循環モデルを知って、学校・学年・学級づくりに生かそう!

おはようございます。

 

先日、WATCHAでもお話しさせていただいた「組織の成功循環モデル」についてお話しします。

 

こうやって一つの記事にすることをしていなかったので、この際にまとめていこうと思います。

 

青ちゃん

ボクのクラスづくりの考え方はこのモデルからきていると言っても過言ではありません!

 

組織の成功循環モデルって?

 

マサチューセッツ工科大学のダニエルキム教授が提唱しているモデルです。

 

 

④の結果の質から考えていくのが、バッドサイクルです。

 

④成果が上がらない(結果の質)

①対立、押し付け、命令する(関係の質)

③面白くない、受け身で聞くだけ(思考の質)

④自発的・積極的に行動しない(行動の質)

①関係が悪化する(関係の質)

 

 

それに対して、

①お互いに尊重し、一緒に考える(関係の質)

②気づきがある、面白い(思考の質)

③自分で考え、自発的に行動する(行動の質)

④成果が得られる(結果の質)

⑤信頼関係が高まる(関係の質)

と回っていくのが、グッドサイクルです。

 

停滞している組織はバッドサイクルに入っていると言われています。それに対して、関係性にフォーカスを当てることで、組織はグッドサイクルに入ることができます。

 

 

クラスに置き換えてみよう!

 

クラスに置き換えるとどうなるでしょうか。

 

うまくいかないときは、きっとバッドサイクルに入っていると思うんです。

 

「朝会に時間通りに間に合うよう、体育館に向かう」を例に考えてみましょう。

 

④の結果の質からスタートするとどうなるでしょうか。

子どもたちをきっとバンバンおいたてます。朝きてランドセルの準備ができていない子を叱ったり、並んでいる子を叱ったり…最悪な朝のスタートですよね。でも結果として並べていないことが、周りの先生に対する評価を気にするのか、嫌な先生は、とにかく朝会に向かわせようとします。

結構、こういう光景を目にすることがあります。低学年の教室に見ることが多いです。

間違いなく①の関係性は崩れます。

 

 

では、③の行動の質からスタートするとどうなるでしょうか。

③→④という短絡的な流れでも、やはり変わらないのではないでしょうか。行動を正そうと、体育館に向かわせることが第一になってしまうんです。

一緒にランドセルを片付けたり、並ばせるように声をかけたりしますが、なかなか朝の子どもたちの行動はゆっくりで思う通りに動いてくれません。そしてその結果イライラし、怒鳴ってしまう。(結果の質)

 

kichipitan7220 / Pixabay

 

そうすることで、子どもたちの心は徐々に離れていきます。

本当に近年こういう教室が多いんです。だから子どもたちの方も慣れてしまっている…そんな事態に陥っていることもしばしば…

 

やはりせめて②からスタートしたいですね。

 

 

黒板に手順をしっかりと書く。

何分までに準備を済ませ、並ぶ。間に合わない場合は、先に並ぶ。

 

 

こういったことを書いておくと、子どもたちは③行動の質、④結果の質につながってくるんです。こうして、うまくできた子どもたちを認めてあげていき、クラスの①関係の質が良くなっていくのが、うまくいっている教室でしょうか。

 

さらにボクは①からスタートしていきたいと思います。

 

普段から先生と子どもたちの関係の質が良い、また子どもたち同士の関係の質が良いと、まず子どもたち同士で声をかけあいます。先生も笑顔でいるだけで、子どもたちは自分で気づき動いていきます。

 

②あぁ、朝会に行かないと(思考の質)

③用意は中断して、すぐに並ぼう(行動の質)

④みんな揃って体育館に間に合う(結果の質)

 

こんなサイクルが生まれるんです。

 

それが自分にとっては自然なサイクルに見えるんですね。

 

③と④からスタートは、押し付ける形になってしまう。そして②は自分で気付いたり、考えさせたりしたい。。。だからこそ関係の質にこだわっています。

 

これは学習においても同じだと思っています。

結果を求めると、その手法に目がいきがちです。関係が置き去りにされることが多い。結果がどれだけ出ていたとしても、本当の意味で子どもたちの関係性が育っていない場合はあります。

 

過去にこんなことをつぶやいてもいます。

 

 

この時は、運動会の応援の声が小さかったんだけど、「それをどうするか 」にフォーカスを当てずに、他の学年との関わりの機会を待ち、子どもたち同士の関係の質を上げていった。結果、誰もが応援の声をしっかりと出すようになったんです。

 

そういう子どもの変化が「先生がどうしたか」ではなく生まれることが嬉しい。

 

関係の質を高めよう!

 

ボクは次のようなことで、関係の質を高めています。

 

児童同士のつながりDesign①毎日のペアづくり 児童同士のつながりづくり②オープンクエスチョンによるペアトーク

 

子どもたちと先生の関係はこの通りです。

 

個の信頼を育む「つながりづくり」①先生からの声かけ 個の信頼を育むつながりづくり②「ファンレター・一筆箋」

 

いずれも長期的な方法になりますが、関係の質を高めるために行なっていることです。地味ですよ、毎日は。

 

打ち上げ花火のような実践は派手で見栄えもいいですが、効果が短気的なんです。

 

線香花火のような、地味だけど、人の心を打つ…そんな実践こそ、関係の質を高めていくものだと思っています。

 

ぜひ取り組んでみてください!

 

 

青ちゃん

それでは良い一日を!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください