おはようございます。
フットサルの筋肉痛がぴったり1日後に襲ってくるヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「娘の進学」について真剣に考えてみようと思います。
私立とか考えているのー?
友人
とたまに聞かれます。
正直いうと、全く考えておりません(笑)
ボクの娘は公立の学校にものすごくフィットしています。15年働いてきたボクが思うのも怖いくらい、学校に最適化している娘です。きっと担任の先生の指導が素晴らしいのだと思います。
あお
ちなみに今年の担任は、元同僚(笑)
金曜日の夜に、
早く月曜日にならないかなぁ。
長女
って言ってる娘です(笑)
でも、きっとこれから先、学校で苦しむこともあるんだろうなぁ。社会に出たときのズレを感じこともあるんだろうなぁ。そんなふうに思うんですね。
ボクらの世代だけではなく、「これからの学校」を考えた上で、どんなところで過ごすことが幸せになるのか…
今日はそれを考えてみようと思うんです。
目次
カリキュラムにワクワクする学校
ここがすごく大事だと思うんですが、その学校が「カリキュラムをどう捉えているか」についてです。
現状、通常の学校でもカリキュラムは作成されています。
しかしながら、その中身はというと、学習指導要領に則った「教科書会社」のデザインが基礎になっているのではないでしょうか。
学習指導要領は素晴らしい資料です。しかしながら、それをぶつ切りにして誰かが作ったものの上に載せたカリキュラムは、果たして目の前の子たちに合っているでしょうか。
そうか各学校が自分たちの教育のもと、つくっているわけではないもんね。
まーくん
あお
料理の材料は決まっているから、本来メニューを考えて食事を用意したいところ。でも先生たちも、食事のメニューまで決まっていると思い込んでいるところはあるかもしれない。
ここで間違っちゃいけないのは、現役の先生たちは、本当に熱心な方が多くて、ボクの周りもそういう熱意に溢れる先生ばかりだったんです。
しかしながら必要とされているのは、もしかしたら熱意の方向を自分で決められる先生なのかもしれません。
学習指導要領を、目の前の子たちに合わせて、今の時代に合わせて、子ども自身がワクワクする自分の「ど真ん中」に合わせて作っていくのが、本当の学校なのではないでしょうか。
プロジェクトチームで動く、スピード感がある学校
さて、今の社会はどのようなチームで動くのが、いいのでしょうか。
今の学校はどのようなチームになるのがいいのでしょうか。
ここでも書きましたが、大企業でも少数精鋭のスタートアップでもなく、多くの人がプロジェクトごとに自律的に責任をもって動いていくチームこそ、これからの社会に求められているのではないのでしょうか。
「普段は別の場所で働いていても、気になるプロジェクトがあったら参加する」
「他の部署と有機的につながり、その一つ一つに決定権がある」
企業の方とお会いしたり、書籍で読む限り、そんなチーム、会社こそ強いなぁと。
学校もそうであってほしいですよね。
何年も同じメンバーがいいか、いろんなメンバーがコロコロと異動で変わっていくのがいいか、そのどちらかじゃないと思うんですよね。
先生であったりスタッフが、その時の自分を大事にしながら、この学校のために参加度を自由に選べるとしたら…
先生という枠を超えて、本物の建築家がいたり、デザインの担当者がいたり…開校に携わりながら、すぐそばにプロフェッショナルがいたりするとしたら…
そういう「本物の大人」がそばにいる学校、面白いと思いませんか?
イベントや企画が子どもの手で創られていく!
子どもたちが生き生きと活動する姿、見たいですよね。ボクも公立の学校でいろいろな形で取り組んできました。
子どもたちのすごい力を見ることができました!
それでも、学校の外に飛び出して、社会とのつながりを自分たちで企画するという視点が今の学校には弱いなぁと感じています。
学校の枠を飛び出して、社会に触れる機会ですね。
そこには厳しさもあり、また喜びもあり、学ぶ機会が豊富にあるのだと思います。
学校としての稼働範囲を壊して、社会に出たときに自分で考え企画していく力。そういう力はどういう教育だと育っていくのでしょうか。
これは教えることではないと思うんですね。企画するためには、企画した経験がモノを言うはずです。
N高がそういう経験を積むためのいろいろな学びの場を用意しているのも納得です。
では、今の学校の中に、自分のやりたいことを企画する機会はどのくらいあるのでしょうか。それが社会に出てまで役立つ体験というところまで高めるためには?
イベントや企画を子どもたちが社会に向けて創っている。ボクはそういうことをやっている学校を知っています。
その一つが「箕面子どもの森学園」です。
今読んでいる最新の本の中でも、それに触れられていて、感動しました。
こちらの本も届き、大日向小学校の取り組みもわかってきました。2月には学校散歩で見学に行かせていただきました。
それぞれの学校を含めて次の記事にまとめました。
神奈川にもこういう学校が生まれました!
実はここまで読んでお気づきかもしれませんが、今、神奈川にも、このような学校が生まれたんです。
それが「ヒミツキチ森学園」です。
2020年4月に開校し、今年で2年目に入りました。
コロナ禍ではいち早くオンライン授業を整え、4・5月はオンラインで学んだことで、今でもオンラインでの授業受講も可能です!
そもそも、オルタナティブスクールってなんだろう?って人はこちらをご覧ください!
ヒミツキチ森学園の魅力
ボクはこの学園で先生をさせていただいているので、理想のカリキュラムというのを、目の前の子どもたちを元にチューニングしながら進めています。
2年目の今年も、いろんな挑戦をしていきますが、子どもたちを置き去りにしないようにということは、一番大事にしているところです。
そんな中で、昨年1年の成果としてあがったのは、学びに対するエネルギーです。
今、入ったばっかりの1年生が、
家でも、学習してきていいですか??
子どもたち
ニコニコしながら聞くのも、自己選択・自己決定の学びの形があるからです。
さらには、外部からの先生である「いちにち先生」も大きな魅力です。
毎月一回きていただく「いちにち先生」では、学習に沿った形で、スペシャルゲストをお招きしています。お互いの活動にとってプラスになるように考えながら、子どもたちとの学習をお願いしています。
身近な大人は、学園の中だけではなくたくさんの人と。
今後は葉山の方をお呼びしての授業も考えています。
さらには葉山の街で学ぶということです。
近くにある牧場に見学に行き、命とは何かを考える。
郵便局に見学にいき、自分たちの家にどうやって手紙が届くか、その間の人々の願いを知る。
今はちょうど、いつも食べているお弁当屋さんへの恩返し(集客)について学び、実践しようとしているところです。
それだけではなく、葉山の山を登り、海を味わい、そんな日々を送っています。
多くの魅力があるのがわかったよー!
まーくん
我が子も入れたいヒミツキチ森学園 まとめ
いかがだったでしょうか。
ヒミツキチ森学園の魅力、伝わりましたか?
あお
次女はこの学園にピッタリな子どもだと思っています。
今はコロナがまた活発になってきてしまっていますが、落ち着いたら随時見学は受け付けておりますので、見に来ていただけたらと思います。
さらには、ヒミツキチ村という、ヒミツキチ森学園の学校事業以外にも、ボクらが目指しているものを表現したムラがこちらです!
その中で、壮大な人生の実験を行う「ヒミツキチラボ」もスタートしています。大人としてヒミツキチに関わっていきたい方も随時募集しておりますので、興味があったらぜひ!
あお
それでは今日も良い一日を!