おはようございます。
作家の時間、製本していただける近くの会社に出会い、嬉しすぎるヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は「先生の学び方」についてです。
先生であるあなた、先生になろうと思っているあなた、
これから、どこで、何を学んでいこうと考えていますか?
人生は学びの連続です。
目の前の子から学ぶこともあるし、書籍から新しい考えを得て実践することもあるし、ボクは正直、学生の頃の10倍は真剣に楽しく学ぶことができています。
なんで楽しく学べているんだろう…って考えると、教員の研修ではなく、「外部での学び」に価値を感じていたからなんです。
それは、市町村の研究会とかではなく??
まーくん
あお
いやそうじゃなくて、市町村の外の仲間と学び合ったり、教員じゃない人から学んだり、いくつかのコミュニティでの学びが多いんです。
少し異質だとは思うのですが、今の自分を作っているのは間違いなくこの学びによるものが大きいのでどんな学びがあったのか、ご紹介します!
- 教員をしているのだけれど、研修の意義をいまいち感じられていない。
- 学ぶことが楽しくない、楽な方に逃げてしまう。
- これから先生になるんだけど、どこでどう学ぶべきか悩んでいる。
特に、「このままでいいのかな?」と思っている方に読んでほしいなぁと思います。
目次
自分たちで立ち上げた学びの場「あるある会」
2011年に仲間と共に立ち上げたのが、この「あるある会」です。
コンセプトは、
「幅広い自由な学びの場をつくる!」
でした。
同じ市町村で働いているメンバーと共に集まり、スタートした理由。
それは、
「こんなネットが普通に使える現代において、遠くの国の教室の映像さえ繋がるのに、どうして先生の学びってこんな不自由なんだろう?」
っていう想いからでした。
4人の仲間と居酒屋で意気投合し、スタート。
自分たちの別の職業の友人を呼んで学びました。
2ヶ月に1回課題図書を決めて、ブッククラブをした年もありました。
ただただ野外で遊んだ年もありました。
多くのメンバーが出たり入ったりしながらの8年間は学びに溢れていました。
自分たちで作って続けたのはすごい!
まーくん
あお
参加するだけでは得られない学びを味わうことができました。
講師の先生を迎えてのイベントもたくさんやったので、集客のために必要なことや考えることなど、信頼できる仲間と一緒に取り組めたことが大きかったです。
学びを自分たちで主催してみてください。一番学べるのは主催者です。講師の先生と話す機会も格段に多く、学びの場に参加するよりも数倍学ぶことができます。
PAJの研修での学び
PAJ(プロジェクトアドベンチャージャパン)の研修もたくさんの学びをボクにもたらしてくれました。
野外でのアドベンチャーな体験を得たこと、そこから行う振り返りで出てくる自分を知るということ、ビーイングについて深く深く学べたこと。
クラスとは何か、チームとは何か、アクティビティとは何か‥。
野外へ出ることが大好きになったのも、この研修のおかげです。
時にPAJのスタッフに協力してもらって学級目標を作ったり
おかげでPatagoniaが好きになったり
副産物的に、影響されることも多かったです。
よくいろんな学び場で、PAJの人と出会う機会が増えてきたので、これからも何か一緒にやれればいいなぁと思っています。
ライフハック研究会での学び
詳しく話せない部分があるんですが、東京にあるライフハック研究会に参加している、書籍も出しているような方々が実は意外と近くに住んでいまして、横浜でも研究会を開いてくださっていました。
ここで得た学びは、ボクの今やっていることにそれはそれは大きな影響を与えているんですね。
- ブログ
- たすくま
- Workflowy
特にたすくまに関しては、開発者の方もここに参加していて、毎回高度な学びを提供してくださっていました。
面白いのは、聞いてからすぐにはボクも始めていないんですね。しばらくしてからスタートするんです(笑)
まさかブログを始めてこんなにも続くとは思っていなかったです。でも、この研究会で聞いたことが引き金となり、いろんなことにチャレンジするようになったので、この近場での学びの価値は大きかった。
あお
またやってくれないかなぁ。
「先生の学校」での学び
こちらも自分の中では大きかった学びの場ですね。
「先生の学校」を主宰している方が元同僚の友人で、その紹介でイベントに行ったのがきっかけです。
初回はキングコングの西野さんが登場して講演を聞きました。今ほどの注目度はなかった当時の西野さんが、喋り倒す姿に本当に圧倒されました。
ちょくちょくお邪魔していて、友人である「さる先生」の会でも学んだり…
次の会は、ボクがずっと会いたかった人が来るので、秒で申し込みました。
残念ながらコロナで中止!?
まーくん
現在は、コミュニティに変化し、オンラインを中心の学びの場へと変わっています。これからも楽しみな学び場です。
ヒミツキチ森学園プロジェクト
そして昨年から、こちらのプロジェクトに参加しております。
カリキュラムを作ることで得ている学びはとても数えきれなくて、毎日勉強させてもらっていました。「自分自身に戻れる場所」だったり、忘れかけていたものを取り戻せるそんな貴重な学び場です。
このプロジェクトでも「自分でつくる」ってのが大事だなぁと。この学校のコンセプトである「自分ど真ん中で生きる」を毎日体感しているところです。
このプロジェクトを通じて、本当にこの学校で先生になっちゃうんだもんなー
まーくん
あお
人生、面白いですね!学びが人生を創っていく…。
これからもメンバーと共に、コアな学びを共創していきます!
みんなのオンライン職員室での学び!
最後は「みん職(みんなのオンライン職員室)」での学びです。
こちらを読んでいただければわかると思うのですが、オンラインで学び場を作るという取り組みをしています。そこに関わらせてもらい、一緒に学ばせてもらっているんですね。
こういうオンラインでの学びは今後の需要も含めて絶対にあるので、オススメします!
あお
移動時間のない学びは、充実していますよ。
教員を退職した4月からはスタッフとして場を作っています。
主に次の2つでファシリテーターを務めさせてもらっています。
学びの場を作ることで一番学ばせてもらっているのは自分です。
この2つの講座と自分との学びの距離が非常に近いので、学びが増幅されているイメージがあるんです。
ヒミツキチ森学園ではイエナプランを取り入れてカリキュラムを作っています。また、学習する学級の講師である福ちゃんをヒミツキチ森学園に招いて、連続講座で子どもたちに授業をしてもらえることになりました。
つまり目の前のヒミツキチ森学園で起こっていることと、自分が学んでいることがすごく近接しているため、豊かな学びが生まれるということです。
あお
4月より前と、4月以降では全然違うんです!
学びとの距離は、考えていけるといいなぁと思います。研修ジプシーにならないように。。。
懸命に学んだことは、きっとどこかで繋がる!
さて、いかがだったでしょうか。
ボクでの外での学びの体験は、凝縮されて今の自分を生み出しています。最近はそれを痛感する日々です。
有名な話ですが、スティーブ・ジョブズは大学生を中退した後も、興味がある授業には出席をしたんだとか。カリグラフィー(文字)に特に魅了されていたらしく、現在の自分に意味がないように見えても、没頭して学んでいたようです。それがのちのMacのパソコンに美しいタイプが入ったことに繋がり、その洗練されたデザインにも影響を与えたようです。
無駄な学びなんて1つもないんです。
大事なのは、それが自分の探究心から生まれているのかということ。
やらされている学びじゃ効果がないもんね!
まーくん
あお
自分自身が心からやりたいと思っているかだね!
そんな学びを、ボク自身もこれから探していこうと思います。
教員である方は、校内での学びを大切にしながらも、外でも学ぶことができると、学びの楽しさは広がっていくと思いますよ!
あお
それでは今日も良い一日を!