小学校の水泳学習、先生の準備と安全のためのポイント

おはようございます。

梅雨に突入し、バスの通勤が増える「あお@aosenn」です。

 

さて、梅雨に突入するとやってくるのが、水泳学習の準備です。体育主任としていろいろなことをやっていかないといけません。

今日はそれについてメモも兼ねて、記録しておこうと思います。

あお先生

ここは体育部が大変なところなので、ぜひぜひ協力してあげてください!

 

初めは、水抜き、プール清掃、注水

Pexels / Pixabay

 

まずはじめにやることは、水を抜くことです。

普段、学校のプールというのは災害時の水源になっていたり、消防局が利用したりすることもあるため、好きな時期に抜いていいわけではありません。

プール清掃の時期を見極めて、土木事務所や消防署に連絡をします。排水中に、排水管の工事等をしていたら、大量の水が流れてきて、大変なことになってしまいます。そのため、1週間くらい前をめどに連絡を入れることになっています。

水が抜けるのは早く、3〜5時間ぐらいで抜けるのではないでしょうか。

 

続いてプール清掃です。

こちらはいつも職員で行なっていましたが、最近は心強い味方が!

 

今年度は業者にお願いする流れとなりました。

実際やったところを見てみると、とってもキレイ!職員がやるよりプロの方が綺麗になりますね。

このプール清掃、晴れると気持ちがいいのですが、雨が降るとカッパをきてみんなでやるなんてことも。。。

 

あお先生

職員は大喜びでした!

 

しかもこの値段は格安だと思います。来年度も同じ値段でいいので、周辺の学校と同じ日にして、申し込む予定です。

 

最後に注水です。

注水は1日がかりです。しかもかなりの金額がかかります。水の止め忘れなんてことがないように、複数でチェックした方がいいと思います。

 

業者の循環器の点検が入るタイミングに合わせて、注水を行います。

 

 

体育部としての水の管理(朝の場合)

Aquilatin / Pixabay

 

点検後、プール開きを終えたら、水泳の学習がスタートします。

 

ここからが体育部の腕の見せ所だね。

まーくん

 

毎日欠かさず朝に点検を行います。

  • PHのチェック
  • 残留濃度のチェック
  • 機械に投入された塩素の量のチェック

 

昔は、塩素をバケツに溶かしてばら撒いていましたが、今は循環器横の機械に塩素(ハイライト)を投入して調整すると、プールに流れる仕組みになっています。

 

便利な世の中になったもんだ!

まーくん

 

ただ、その調整が非常に難しく、体育部の経験が生かされるところです。またやってみてわかることもあるので、少なめに出して、プール内の塩素をチェックしながら進めていっています。

 

あお先生

この辺も数年経ったら、循環気質からプール内の塩素量が測定できるようになるでしょうね。

 

毎朝一人でやっている単学級時代もありましたが、今は各体育部や学年にうまく伝達して、お願いしています。

 

残量とPHが大丈夫かを伝えながら、残りの水の調整は学年にお願いします。幸いうちの学校は体育部が多くいるので、この辺りは任せていても安心です。

 

体育部としての水の管理(放課後の場合)

adrit1 / Pixabay

 

放課後のプールについては、水の量をチェックします。

水量の調節は1日の最後に入った学年にお願いし、「満タン返し」が基本です。しかし忘れてしまうこともあるので、そこはチェックをします。

 

また、塩素の量などをみて、次の人が使いやすいように調整します。

 

あお先生

慣れれば5分ぐらいで終わりますよ。

 

また週1回ぐらいのペースで、循環器も掃除していかなくてはいけません。

通称「逆洗」と呼ばれるものです。逆洗浄なので、いつもはろ過してプールに流すのですが、循環器の中に水を入れて、ろか部分を洗っていきます。その時にタイフロックなどの薬品を入れると綺麗になります。

最初は原理が全くわからなかったのですが、何年かやっているうちに「こういうことか」とわかるようになりました。

 

放課後も水のケアをしていくことで、プールを綺麗に保つことができます。

 

水泳指導でのバディとハンドサイン

Pexels / Pixabay

 

水泳指導で特に気にかけていることは、バディシステムです。安全に配慮するために、小学校の水泳ではバディを組むことが多いと思います。主に水慣れまでの場面について、バディが常に体調や表情をチェックしあって、事故がないようにしています。

また泳力別や課題別に別れた時も、バディを新たに組みます。

1対1で相手のことを気にするとともに、泳ぐ際のポイントなどを見合うこともあります。指導にもペアを活用していくのです。

 

あお先生

バディの組み方も統一しておくと、夏季水泳などが楽になるね。

 

もう一つは「ハンドサイン」の統一です。

水泳指導の際、全体指導の先生が、声ではなくて手で合図を送ります。特に子どもたちが水の中に入った後は、声や水しぶきの音で、先生の声は届きにくいのです。だから目で見ることで、次の行動を促すようなハンドサインが必要になります。

これが各先生によって違うことがあります。せめて1・2年、3・4年、5・6年で揃えておくと、2学年が一緒に行う夏季水泳でも指導がスムーズかと思われます。

 

安全が何よりも大事な水泳学習

nicholebohner / Pixabay

 

体育部としても考えていくことがたくさんあるんだね。

まーくん

あお先生

この時期は大変だけど、人の命に関わることだから、1つひとつ丁寧にやっていこう。

 

ボクは体育の中で一番水泳が苦手です。そんな苦手なボクが、毎週娘とベビースイミングために、プールに入っていたりもします。

入ってみるとどうして子どもたちが水泳を習っている子が多いのか、プールが好きなのかがよくわかります。

 

それは、非日常空間だから、そして水が気持ちいいからです。

何もせずに気持ちいいスポーツってなかなかないですよね。でも水の中は本当に気持ちがいいのです。娘の表情を見ているとよくわかります。

 

そういう非日常空間だからこそ、ボクらは色々と配慮し、事故のないようにやっていく必要があります。

 

あお先生

それでは良い一日を!

 

 

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