おはようございます。
父の日にいただいたお手紙とビールが幸せだったヒミツキチ森学園のあおです。
さて、今日は学校公開日の授業構成についてです。
学校公開日によっては、地域によって「土曜参観」「地域授業公開」「一日参観」などと言うこともあるかもしれません。
近年の流れから、午前中だけや一日公開する日が、年に1回もしくは数回あるのではないでしょうか。
今年度はコロナウィルスの関係で、実施の可否は難しいところですが、公開日の授業の組み立て方について、数年やって考えたことをお話しします。
今までいくつかツイートしてきましたが、今日はそのまとめです。
- 学校公開日の授業構成に迷う
- 子どもたちも保護者も満足がいく授業参観日にしたい
あお
それでは、早速みていきましょう!
ストーリーを軸にした授業参観についてはこちら!
目次
学校公開日こそ、普段の姿を見せたい「一般型」
一日参観が続くので、その中に通常の授業「一般型」を入れておくのもいいかと思います。
ボクも昨年の授業では、算数のかけ算の授業を行いました。子どもたちがどんどん発言できる授業でリズムを作ること、楽しくできることを心がけました。
通常の授業が、わかりやすく進んでいる姿を見ると、保護者の方も安心するのではないでしょうか。
通常の様子を見に来ているんだからね!
まーくん
あお
こういう授業をちゃんと入れておくのも大事だね。
シンプルな授業には次のようなポイントを大事にしています。
- わかりやすく、理解しやすい授業だということ
- 子どもたちが活躍する機会が多くあるということ
- 少し思考が刺激される場面があること
こちらと同じ感じです!
公開日こそ子どもの活躍、熱中が見られる「体験型」
続いて、子どもが楽しむ「体験型」の授業です。
例えば、図工や体育や音楽がこれにあたるでしょうか。通常の教室ではちょっと眠そうなあの子が、きらりと光る活躍を見せる、そんな授業を設定することも心がけています。
特殊な例で言うと、
「花屋さんに来てもらって、生け花の授業をする」
なんてこともやったことがあります。
子どもたちが楽しく花を扱う姿や出来上がった作品のできに、ボクも感動しました。
昨年の授業では体育のゲームをやりました。チームで協力しながらの姿を見てもらえたかと思います。
道徳でもNASAゲームなんていいかもしれませんね。
学級討論会も盛り上がります!
国語のブッククラブを見せたこともあります。
親子で一緒にやってみよう!「保護者参加型」
続いては「保護者参加型」です。
お家の人に参加してもらって、一緒に何かを成し遂げるのはいいよね!
まーくん
あお
そうそう、これも参観ならではの取り組みの一つなんだよね!
やりやすい教科としては、図工だったり、音楽の演奏だったりでしょうか。低学年などは、こうやって一緒に参加できるものがあるといいですよね。
ボクは以前よく自主学習についての1回目の取り組みを、保護者の方と一緒に考えてもらっていました。
自主学習については、こちら!
そうすることで自宅での学習につながっていくんですよね。
自宅で「作ったものが飾られる」なんて、家での行動もデザインした授業が作れると喜ばれるんじゃないでしょうか。
あお
ぜひ、チャレンジしてみてください!
英語で一緒にジャコランタンバッグを作ったこともあります。
緊張しながらも頑張る姿をみてもらう「劇場型」
ぜひ1時間は入れたい「劇場型」です。子どもたちが成果を発表するような授業ですね。
昨年の参観では、国語「お手紙」の音読劇をやりました。
うまくいったことやボクの反省も両方ありました。
学年にもよりますが、劇場型では、徹底して子どもの自由は除いてあげたほうがいいかもしれません。やはり発表は照れくさいもの。中途半端に自由があると、違う形で授業の中で現れることがあるのです。
過去には、
国語の「柿山伏」の発表を見せたり、社会で調べてきた日本のことを発表したりもしました。
あお
劇場型」の授業は、今までの練習や積み重ねが大事で、そう言う意味では、次の「成長型」とつながりやすいかと思います。
ストーリーを見せる「成長型」
成長する姿が見えることってすごく大事で、人の心を動かすのはコンテンツではなくストーリーなんですね。
だから授業にも、ストーリーの要素を加えてあげると、子どもたちや保護者のとらえって変わるのかなぁと思っています。日常にちょこっと色をつけるようなことって、実は大事。誰かの期待に変わるなんてこともあるんです。誰かにとっての生きがいになることもあります。
期待が生まれれば、日常に彩りが見え、また違った毎日を過ごせるのではないでしょうか。
授業にそこまで期待するのは酷かもしれませんが、これからの時代、ボクは必要になってくる要素だと思っているんですね。
それで「成長型」です。
ある年の授業参観では、「劇場×保護者参加×成長」の構成を1時間入れました。
低学年が一回で発表すると、緊張から「あぁ、もったいないなぁ」となるため、保護者の方からアドバイスをもらって、もう一回見せること…そこに最初からの成長も感じてほしかったんです。
もちろん、今までの頑張りをストーリーにして学級通信で伝えるなどのたくさんの伏線を張った上での授業です。
当日は、子どもたちの頑張り、成長する姿を見ることができ、保護者の方からのアドバイスや褒める言葉には温かいものがありました。
あお
子どもの成長する姿を、我が子だけではなくクラスとして、1時間だけでなく単元を通して、点じゃなく面で見てもらおうという意図がありました。
毎日の授業でも成長に重点を置くと、子どもの姿が変わって見えますよ!ぜひ取り組んでみてください。
ストーリーを軸にした授業参観についてはこちら!
学校公開日の授業 まとめ
- 普段の姿を見せたい「一般型」
- 子どもが活躍「体験型」
- 親子で一緒に「保護者参加型」
- 発表でドキドキ「劇場型」
- 今注目の「成長型」
いかがだったでしょうか。独断と偏見で勝手に分類してみました(笑)でも1日のデザインを考える上で、上のようなタイプが満遍なく入っていることは意識しています。
1日見てもらうって、先生も子どもたちもかなりのエネルギーを使うこと。どうせエネルギー使うんだったら、いいもの見せて、せめて保護者にはエネルギー満タンで帰ってほしいなぁと。
そんな風に思うんです。
皆さんはどんな風に取り組んでいますか?ぜひそれもお聞きしたいです。
あお
それでは今日も良い一日を!
参観日についてはこちらも!
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