おはようございます。
7時間睡眠を続ける「あお@aosenn」です。
コロナの緊急事態宣言が解除されようとしている今、少しずつ先生方にも忙しさが戻ってくるのではないでしょうか。
小学校の教員時代、一番忙しかったのはいつ?
まーくん
あお
うーん、やっぱり4月かな。。。
今日は、6年担任・学年主任・体育主任だった年の記録から見ていこうと思います。
- 4月はとにかく忙しい、他の先生はどうなのか?
- 先生の働き方、いろいろ言われているけど、実際はどうなの?
- 4月の忙しさを乗り切る方法は?
それでは記録から見ていきましょう!
目次
4月第1週 教員の働き方の記録
こんな形です。まだ平均して18時前には帰宅することができていました。
あお
ちなみに、当時の我が家の状態はと言うと、妻は次女の育休中で仕事はしておらず、娘は幼稚園の年長でした。
子どもとのご対面は週の後半だったこともあり、比較的一日中細かな仕事をしている感じですね。土日はブログセミナー行っているものの、しっかりと休んでいます。
4月第2週 教員の働き方の記録
この週は仕事のペースが全然掴めなかった。
当時、学校は半分以上の職員が異動したため、仕事が残った人に集中する状態だったんですね。
ボク自身、タスクに飛びつきまくっていた時期。
【働き方】
この時期、思いついた仕事に飛びつかないことが大事。
よっぽどのことがなければ、次の日のタスクにメモ。
そしてそのメモを忘れずに次の日に浮かび上がらせ、配分する仕組みが必要。ちなみにこれ全部スムーズにできるのがたすくま。https://t.co/zcBulJxcfa
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月18日
仕事が一見早い人は、思考せずに思いついたタスクをやっている状態だということを実感。この時のボクの働き方がまさにそれ。
それはそれでスピードがあって素晴らしいんだけど、3時から起きているボクにとって、15時ごろにはもうかなり脳みそが限界を迎えます。
早起きしなきゃいいじゃん!
まーくん
あお
そりゃそうなんだけどさ…
スピードが速い人や他学年とは基本的にやることも内容も違うから落ち着いてやる。
これが2週目あたりに大事なことですかね。
周りを意識しすぎて頑張りすぎると、かなりやられてしまいます。
18時には店じまいして、朝早く行くことでペースをつかんでいました。
娘に手紙書いて、一人飯を食べて早く行く。それをひたすら心掛けていた時期。
この週は反省の1週間です。
土日は遊んでいますけども。
あお
土日の仕事は、朝9時までに仕事は終えるようにしています。
この辺りのことは、先生って休日出勤してるの?してるけど早朝のみ!その理由は…で続きをどうぞ!
4月第3週 教員の働き方の記録
3週目です。
月曜日は異常でしたが、だいぶ帰る時間が早まってきています。
月曜日は21時…
まーくん
あお
早くはないなぁ。。。
家庭訪問が始まったのもあるかなぁ。水曜は出張もあり、17時には帰宅しています。
まだまだ朝早い時刻に仕事をしに行ってはいるのですが、だいぶペースをつかんできました。
【働き方】
全国的にも学校内の史料の持ち出しが一切禁止の学校が多い。
ボクも家に持ち帰らず仕事を済ますことをちょっとずつできるようになってきた。もちろんデータも。そんなこともあり、今日は5時に学校へ。物凄く仕事が捗る。1週間に一回だけ、そういう日を設けてもいいかなぁ。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月19日
先生の忙しい時期は、ガチガチ要素を変えてみよう!
忙しい4月を軽やかに乗り切る方法はあるのかい?
まーくん
あお
当時、考えていたのは次のこと!
ボクはこの本の中で、リズムに乗れないときに変えるものがあることを学びました。
詳しくは記事行動力を上げるのに必要なことは1つ!「動きたくて眠れなくなる」を読んでをお読みください!
ガチガチになってしまいがちなのは次の3つ。
- 意識の向け方
- 言葉の使い方
- からだの使い方
「なんにもやりたくないな」と思っているときはたいてい、この3つの要素がガチガチに固まってしまっている。
意識も言葉もからだも、本来はどんどん使って、どんどん動かすべきもの。それを放ったらかしにしていると、どんどんサビついて、しまいには動かなくなっている。
身体が固まってしまっているか、自分に向ける言葉が荒れているか、意識が一つの場所に固まってしまっているか…
そうなると、なかなか身動きはとれない。それが疲れを生むという悪循環。
まさしく年度始めのこの時期ってそんな感じ。
あお
そんな時は、次のことを考えてみてください!
忙しい時期は、ほんの少しずらして変化を生むこと
その解決策はほんの少しずらして変化を生むことです。
劇的な変化はなかなか忙しいときは難しい。だからほんの少し変えていく。
ルーティンになっていることを
①順序を変える
②場を変える
③意義を変える
④質を変えるそういう変化で仕事がゆるーく回っていく。そういう変化を生み出す人でありたい。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月12日
忙しい時期は、順序を変える
忙しい時期は、順序を変えることです。
例えば、ボクの朝のルーティンより。
あとは自分の仕組みを流動的に変化させていくこと。
かなり慌ただしいから、朝起きてから、ヨガ→ブログ→仕事という流れを、ブログ→仕事→外でヨガに変えてみた。
こういう季節や仕事量などに合わせて続けていることでも変えていくと上手く回り始める。
— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月12日
朝のルーティンをほんのちょっとずらしてみる。それだけで不思議と早起きができるから驚きです。
順序が同じだと安定を生みますが、ボクは定期的にあえて変えるようにしています。この「敢えて」がすごく大切で、なんか不思議な化学反応が起こったりするんですよ。
例えば、このタイミングでしかできないと思っていたものが、一緒にできることなんてこともある。
独立していた風呂掃除が、朝の支度と一緒にやると効率がよくなったり…
順序を変えるだけで、意識を向けるところが変わっていくんです。それが新しい刺激を生んでいきます。
こういう小さなことが、ワクワクしたい気持ちを生み、忙しさを乗り切れるのは不思議だね。
まーくん
2021年の今は、タスク管理のツールで「タスクシュートクラウド」を活用中です。
しばらくそちらにずらして使用を考えています。
忙しい時期は、場を変える
場を変えるのも大切。
ボク自身は、朝の活動を、冬場は暖房がある1階で、春〜秋までは2階の書斎にこもってしています。
これはもちろん気温によるものも大きいですが、気分を変えるということでもあるんです。
もうちょっと暖かいときは縁側みたいなところですることもありますし、思い切って外に椅子持って出て、仕事していることもあります。
ずっと同じ場所、同じ相手はしんどいです。
この時期は職員室にいがちになるから、一仕事終わったらトイレに立ってみたり、教室で仕事をしてみたり、校庭眺めながら考え事してみたり…そういう変化を自分で作ってました!
忙しい時期は、意義を変える
3つめは意義を変えるということ。
その行為自体がもつ役割を捉えなおすといったらいいでしょうか。
例えば、ボクにとって「振り返り」は様々な側面を持つんです。先生の毎日の振り返りはこう書こう!をお読みください。
年度の後半については、「実践がもたらしてくれたものの検証のための振り返り」が非常に多かったです。
ただ序盤はまた違います。エピソードベースでの詳細な記録が必要になります。
年度当初の振り返りは、
児童がどういう子なのかという詳細な記録と、自分がスタートしていたことの検証をエピソードベースで残しておく事が多い。
中盤は、エピソード記述の方が強まり、後半は自分の実践の検証が多かった。常に子どもを通して振り返りを残していくのだが、その意義は変わっていく。— 青ちゃん@小学校の先生 (@aosenn) 2018年4月14日
振り返りはやはり即座がベストだと思います。
春は、子どもを返してすぐ教室に。
ジャーナルを読み、その日の情景を思い出しながら、ざっとipadとMacのワイヤレスキーボードをつないだもので、振り返りを書いていく。
その場で児童の手帳に記録していましたね。この辺りは、先生学校に置く手帳に、菊池先生の「ほめ言葉手帳2021」はどう?に書かれています。
児童の様子をたっぷりと書く。この子はどういう子かを振り返りジャーナルと今日の様子から想像する。明日どんな声をかけようか考える。
あお
それをやってから、教室が一気に回り出しました。
同じ「振り返り」でも、持たせる意義を変えていくことで、全体の流れがかわりに、うまく回り始めるようになるんです。
小さな変化は意義を変えることにあります。そこでは先生地震の振り返りが生まれ、メタレベルの捉え直しがあります。
忙しい時期は、質を変える
ラストは質。
ボクは毎朝、ご飯を作っているが、この学年の初めだけは、コンビニで買っていく場合もある。
そんな朝のパンも、コンビニからパン屋に変えてみる。飲むコーヒーもお湯でドリップするやつじゃなくて、職場にある豆を挽くコーヒーで飲んでみる。
たったそれだけでゆとりが出てくるんです。
ヨガの強度をちょっぴりあげたり、筋トレのレベルを1つあげて見てもいい。自分がやっていることの質を上げていくようにする。
無理のない範囲でってことだね!
まーくん
そこで生まれる気づきが、ちょっとした突破口になることもあるのです。
生活の質を変えていくこと、環境が変わると自分の思考の質も上がってくるのを感じます。
2019年度の忙しい4月の記録は変化!
ボクは2019年度に入って働き方を変えました。
【働き方を変える①】
今年度は、フレックス勤務をさせていただいています。多くの方のご協力があってのこと。
出勤時間が遅れ、その分後ろに回すことで、育児、家族との時間を確保している形です。娘を小学校の登校班の集合場所まで送れることで、安心して学校に通っているのは嬉しいことです。
— あお | 先生をアップデート (@aosenn) April 13, 2019
フレックス勤務に変えたんですね!
そのため、学校にいる時間は非常に短く、時短にとりくんでいます。
体育主任として若手の先生が困っている「体育行事に関する質問の電話」をさばきながら家に走って向かうも、保育園に間に合わない!!妻と役割を交換して小学校の方へ向かいに行く。
それで昨日は乗り切りました。
4月は17時半退勤の日が18日。残ってしまった日が2日でした。
試行錯誤の日々。
— あお | 先生を育児フレックスで (@aosenn) April 26, 2019
4月は、随分と働き方が変わりました。
ほぼ17時半には仕事を終えているのがわかってもらえるかと思います。
その時短も、ログを取ることが第一歩になっています。
この辺りは、記録を履歴として残して、自分自身の行動を変えよう!をご参考に。
2020年の今、ボクはヒミツキチ森学園で先生をしています。オンライン授業が続き、充実していますが、忙しい感覚もあります。
緊急事態宣言が解除され、またボクの働き方にも変化が出て、これから例年の4月の忙しさが襲ってくるかもしれません。
上に書いたことを少し意識すると、軽やかに乗り切れるかもしれません。
少しでも役に立てれば、嬉しいです!
あお
それでは今日も良い一日を!
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