おはようございます。
娘の頑張る姿が見たくて、一番嫌いなスポーツである水泳(ベビースイミング)を気づけば毎週やっているヒミツキチ森学園のあおです。こんな未来、想像してなかったよ(笑)
さて、今日は以前エデュコレでお話しさせていただいた、幸せな先生の働き方についてお話ししたいと思います。
スライド等を使いながら、当時、考えていたことをお伝えします。
あお
エデュコレ、大盛況でした!
目次
先生としての平日の時間の使い方
1日の平日の流れは次の通りです。
ほぼ毎日こういった流れになります。
毎日同じだと、つまらなくな〜いの?
まーくん
あお
同じだから考えることがあるし、生かされることがあるんだよ。
ボクも毎日改善しながら過ごしています。家族との時間がどうやったら取れるかを考えて、朝早く起きることを決意しました。
ちなみに現在はこのような時間の使い方です!
テレビはスポーツ中継以外は、ほぼ全て録画で見ています。ドラマはどんなに楽しくても、2つか3つまでに絞っています。
余計なことに時間を使わず、人生で大事なことに時間が使えるように考えながら生活しているんです。
あお
理想はテレビがない生活なんですがね。。。楽しいものは楽しいので!
先生としての働き方ストーリー、幸せを得るまで
次に、働き方のストーリーをお話しします。
今のような働き方になるまでに紆余曲折はありました。当日話したことよりも、もう少し詳しくお話ししますね。
初任の年は、残業だらけでした。おそらく月間120時間は超えていたと思います。
あお
多分、毎月そんな感じでした。。。
土日も両方学校にいる。
↓
先生は学校にいることが子どもに広まり、目当てにして遊びに来る
↓
土日も楽しく遊ぶ!
今でこそ考えられませんが、ボクの中ではそれが日常でした。
初任校なんで相当突っ走ってましたが、2年目あたりから土日のどちらか、休めるようになってきました。
また学びが外へと向き始めたのもこの辺りからです。フットサルや草野球も始めました。
結果は出ていた気がしますが同僚から信頼される先生ではなかったと思います。暴走気味にやりたいことをやっていたので。。。
若かったね。。。
まーくん
あお
そ、そうだね。。。
そして2校目に移ります。
2校目は単級の学校でした。
仕事量は山ほど降ってきましたが、たくさんのことを学びました。
仲間の先生たちとコラボする力だったり、タスク管理だったり…ボクはこの学校で学んだことが非常に大きかったです。
3校目に入りました。
二人目の子どもが生まれるって段階になり、働き方改革を決意します。
新しい学校に来て1年目は、18時退勤。そのために、いろいろなものを簡素化します。できる時間は全て自分の仕事に当て、子どもたちとのやりとりも少なくなっていたかなぁと。
その結果、
こうなりますよねぇ。
その年はいろいろな部分で子どもたちと通じ合えなくなり、大変な思いをしましたし、子どもたちに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それから考えを改めました。
いくら働き方改革をしたところで、人とのつながりが薄くなったら意味がないなぁと。一人でやっても意味がないなぁと。
何より教室の安定こそ、本当の時短を生むものだと。
ボクの先生のストーリーについてはぜひ、こちらもお読みください!
「つながり」を生み出そうとするボクらの姿勢こそが、子どもたちに移っていくんですよね。
ファレンターもらっちゃった親や子どもは、
「いいもんもらっちゃったな、何か返さないとな」
ってなりますもん。
そうしたクラスの中に生まれる、相手へのギブの気持ちが、クラスのいい雰囲気を作っていくんだなぁと。それは低学年、高学年、関係なく居心地の良いクラスにつながるんですね。
フレックス勤務という制度の活用について
ここからは今の働き方「フレックス制度」を活用するに至ったわけです。
「育休をとりたい」と言ったボクに放った妻の言葉がこちらです(笑)
でもボクとしては諦めきれなかった。
そんな時、妻から「部分休業」ってのがあるよと聞かされました。
この制度を使おうと、校長先生にも話をしていました。
そして制度の活用に動き出していたとき…
ちょうどこのタイミングで、ボクの市町村で「フレックス制度」がスタートしたんです。
ここでは課題を挙げておきます。
の課題
- 朝の時間にいられないこと
- 学年の先生にしわ寄せがいってないか心配
- 連絡が回ってこないことがある
どれも自分の努力次第で何とかなることなので、行動して貢献できているといいのですが…。
フレックスはチームで補い合うので、そう言う面では個人で何とかしようとしている「変形労働時間制」よりかは、遥かに未来を見据えた制度だと思います。
でもボクの学校のようなたくさんの先生がいることが条件となりますので、なかなか浸透するのは難しい気もします!
強みを生かした先生の働き方
あお
あなたの強みはなんですか?
他の先生と一緒ではなく、他の先生が持っていない強みって何ですか?
この質問は意外と答えられない人が多いのではないでしょうか。ボクらは横並びを強いられることがあるからです。
学年で揃えたり、他の先生とおんなじことをさせられたり…
みんなの成長ラインはまるで同じかのように、「理想の先生」に向かって突き進みます。
でも、本当にみんな一緒でしょうか?
強みが様々なことの方が、お互いの弱みを補完しあえるのではないですか?
ONE PIECEがあそこまで人気があるのは、主人公たちに1個ずつ弱さがあるからです。その弱さをみんなで補い合っているんですよね。
自分の強みを見つめ直し、磨き、オンリー1になると…ボクの場合は面白いことが生まれました。
働きやすくもなり、自分のやっていることに価値が生まれてきたんです。
ちなみにボクの強みは次の通りです。
こうやってICTを上手に使うことで、同僚に貢献することができます。ボク自身の働き方の時短にもなります。
それに加えて、こんな強みも!
タスク管理のツールを使うことで、圧倒的に時間を作り出すことができています。
あお
タスク管理を教員しながら学べたことは、今思うと非常に価値が高いことでした!
さらにいうと、デザインすることが得意です。
この場合のデザインは、絵を描くことではなくて、人の行動を描いたり、計画を立てたりする方です。
自分の得意なデザインでこんなことをしてきました。
今でもこのことは役立っていますし、この3つの強みを掛け合わせたら、同じことができる先生って意外と少ないんだなぁと、自分の価値を感じることができました。
強みのかけ算は、まだまだブルーオーシャンだね!
まーくん
あお
大事なのは、「みんなと同じ」は力を持たないということ。
でも、多くの先生は「みんなと同じ」を目指している気がして‥
もっと、強みを生かしあえる職場を作れたら良いですよね。
今日のまとめ
- 制度を活用する
- 自分の強みを磨く
- 制度×強みでオンリー1の働き方を目指す!
いかがだったでしょうか。
ボクらが求める幸せな働き方をするには、ボクは制度の活用×強みが必要だと思っています。
また、自分の幸せの解像度をあげることも大事になります。
残業が0なら幸せなのか、クラスが充実していれば幸せなのか、大事な人との時間があれば幸せなのか…
今の年齢や年次、段階に合わせて、将来を見据えて、「自分の幸せ」にポイントを絞って動くこと。
「自分の幸せって何だろう」と見つめ直してみてください!
あお
それでは今日も良い一日を!