おはようございます。
スタバで若い店員さんと恐ろしく噛み合っていない会話に笑ってしまったヒミツキチ森学園のあおです。このお店にまた行きたくなりましたー!
さて、早いところでは今週からスタート、もしくはコロナ禍で9月からのスタートの学校も多いでしょうか?
今日は教員時代の「夏休み明け初日の流れ」を書き出してみようと思います!
学校しぶる子や、不登校になりやすい大事なところだもんね。
まーくん
あお
そうそう、じっくり考えて授業に臨みたいね!
これから考える方の参考になればと思います。
心がけるのは、
- 学校・教室は、仲間がいる楽しい場所というイメージ
- 1学期にやってきたことを1日の中でくぐらせて、緩やかな変化を生んでいく
- 学校のペースを取り戻す
ということです。
目次
不登校や行きたくない気持ちが渦巻く?朝の過ごし方
久しぶりの瞬間は緊張しますよね。
あお
ボクも15年経っても、この日のこの瞬間は緊張していたなぁ。
子どもたちが登校する前に、教室で待つようにしていました。
一人ひとりの表情を見ながら、夏休みはどう過ごしてきたかを想像します。声はかけたいので、朝会への移動までに、宿題を1つだけ持ってきてもらっていました。積極的に話す機会を作っていきます。
先生と一言話すと緩む子もいるもんね!
まーくん
こちらも参考に!
朝会から帰ってきたら朝の会です。
シンプルに、「1日かけてゆっくりとリズムを戻していこう」と伝えます。
また、同時に1週間の予定を配布します。見通しを持たせておくことも大事。見通しを持たせて、1時間目をスタートします。
最後の1年は、サークルを作っていたので、ペアトークをして楽しかったことを話していた気がします。
夏休み明けの風物詩、テストをやろう!
少しの時間、練習してきたことの確認時間をとって、漢字50問テストをよくやっていました。
夏休み明けに予告をしていたので、頑張っている姿が印象的でした。
テストを終えた子から宿題を出してもらいます。
一斉に夏休みの宿題を回収ではなくて、時間差があると、子どもも先生も待たなくて回収することができます。
一つひとつ出して、先生に忘れたものがあるかを伝えます。なければ「パーフェクトです!」と笑顔で伝えてもらうようにしています。
このとき、一人一人にファンレターも渡していました!
早く提出が終わった人は、余った時間で解答をもらい、テストの直しをします。
先生は丸付けと宿題チェック。
あお
ここは猛烈に頑張る時間!
「名前順に集めなくていいの?_」
という声が聞こえてきそうですが、実は名前順に集めた方がいいものって少ないんですよね。歯磨きカレンダーや家庭科の宿題など、担任以外に提出するものだけ。提出先が担任の先生以外に移るもの以外は、その場で集めてその場で処理していました。
だったら、いくつかだけを子どもたちに「並び替えて!」ってお願いする方が明らかに早いんですよね。
夏休みに取り組んできた自由研究の発表
夏休みの自由研究について発表します。
ペア→グループ という流れを作ります。久しぶりに会ったのに、みんなの前で発表はちょっとハードルが高いと思うんです。だから、みじかな人に発表して、わいわいみんなでギャラリーウォークします。
ちゃんと共有して、良かったところを用紙にまとめていきます。
あお
この辺りは低学年と高学年で違うところだね。クラスの実態にもよるので、合わせてみてください!
その後、廊下に掲示します。ペアのいいところはファンレターで相手に渡します!
先生もどんどん作品カードの裏にコメント書きながら周ります。一緒に見るって大切。
作品の掲示を早めにするのは、ボクの学校の決まりになっているので、そうしています。もし、それがなければ、他のことからスタートすると思います。
夏休み初日に忘れてしまった人もいると思うので。翌日とかがベストだね!
まーくん
プロジェクトアドベンチャーで心もほぐす!
さて3時間目。
大体この辺りで、みんなでPAをしてましたね。
朝にやっていない場合は、最初はペアトークの時もありました。
テーマは「夏の思い出」。二重円で座ってもらって、1人ずつずれていく感じにしてました。オープンクエスチョンを使いながら、相手のことを聞くことをもう一回大切にしていきます。
大体最初に、動きが出てつい笑っちゃうもの。
「ハンプティダンプティ」とか、「ジップザップ」とかですね。話すことに頭を使ったので、体を使ってみんなで笑い合えるものを入れていました。
夏休み明けは「Have you ever 〜?」もよく行っていました。
夏休みに「〜した人?」というお題に沿って、自分の椅子から他の椅子に移動します。
なんでもバスケットのように、動けなかった人が鬼とかにならないように、全員分の椅子がちゃんとあります。ゲーム性が楽しんじゃなくて、お題に沿って動いたり、友達の様子を見たりするのが嬉しいってことを大事にしていました。
「真ん中のフープに足をつけて」や、「誰かとハイタッチして」などをつけると、隣に移動する人もいなくなりますよ。
最初に先生が言っていたものを、少しずつみんなに渡していきます。
「聞きたいことある人?」
と促してみましょう。
バランスも取れたらいいので、「一人2個まで」とか「1回はなるべく言おう!」とか無理なく声はかけてましたね。
最後は、「どーよ」のポーズ!
これは「自分とあと一人」しか当てはまらないようなお題を考えて、できたら椅子に足を組んで、どや顔ポーズを決めるというもの。
あお
ここら辺は飽き具合と相談します!
最後に先生からの話。
「楽しさ」の話。
「楽しさ」そして「安心・安全」の居場所を作っていくこと、もう一回みんなで積み重ねようってことを伝えます。
楽に楽しむ方法はない。一所懸命前に出て「楽しさ」を創っていた人に対する態度のことを出して話しましたっけ。
「ちょっとしんどい」ことの先に「楽しさ」ってあるんだよねという話です。目の前に迫った修学旅行では、自分がチャレンジゾーンに入って、その楽しさを一緒に共有したいよね、と。
どのようにそれを重ねていくか、またどう創っていくか、4時間目につながっていきます。
ここは学級の様子に合わせて、自分の話を作れるといいよね!
まーくん
休み明けは、これからへの期待が持てる活動を!
教室の中の座席をアイランド型にして、夏休み明けから、サークルを自然な形に導入した年もありました。
クラスで、目標のビーイングの確認と、1学期に達成出来たことを振り返っていきます。学級目標プロジェクトさんとともに、前期にできたこと、ミッションなどを紙におこしていきます。
1・2時間目にやっておければいいのですが、もしダメなら、その間にジャーナルを書いてもらいます。
- 久しぶりの学校はどうだった?
- 4月にたてた自分の目標、夏以降はどうやって達成したい??
クラスでできたことを共有して、その後ビーイングに残したいものをもう一回考えてもらいます。みんなで目標の中にそれを残しておきます。
最後は週間の予定と宿題について、そして月間の予定についても学年だよりで話をします。翌日につなげるように。。。
ジャーナルを提出しながら帰りの準備。
あお
読みながらその場でハンコを押しちゃうと思います。
夏休み明けに先生が心がけること
いかがだったでしょうか。
子どもたちの様子をみて柔軟に変えていたのですが、大体こんな感じで進めていました。
心がけるのは、
- 学校・教室は、仲間がいる楽しい場所というイメージ
- 1学期にやってきたことを1日の中でくぐらせて、緩やかな変化を生んでいく
- 学校のペースを取り戻す
ということです。
皆さんの教室ではどのようにスタートしますか??
あお
それでは今日も良い一日を!